東日本大震災関連ニュース

東日本大震災により、今回被災されました方々、事業所におかれましては
心からお見舞い申し上げます。


 震災直後より、1ヶ月間は、下記復旧作業を行いました。

  1. 大震災翌日より、津波にて流出したタンクローリ、バルク貯槽等の中に残っていたLPガスを弊社7.5t積バルクローリにて、残ガスを回収した後、配送する作業、移送式ガスコンプレッサーにて残ガス移送する作業
  2. 流出したストレージタンク、タンクローリ、バルク貯槽については現地にて残ガス処理、水置換作業、窒素置換作業を行い、現地で安全に解体できる状態にする作業
  3. 地震後、各事業所、工場のガス漏洩箇所点検修理、タンク基礎の不同沈下測定点検・応急処置作業

 2ヶ月、3ヶ月の間は通信・運搬がとだえていて、資材、部品がないなか、保管していた中古品等を再利用することを考え復旧作業にあたりました。

  1. 被災地域では充てん所、オートガススタンドが被災している為、新機器が納入されるまで下記作業を行いました。
    1. 中古ディスペンサーを分解点検し、新ディスペンサーが納入されるまでの間の仮設供給設備工事
    2. 中古充てん機より部品を取り出し分解修理後、再利用する為の作業
  2. 津波を受けた事業所の再稼働に向けて復旧作業を県、事業所の方、タンクメーカーと協議しながら貯槽、製造設備の精密検査、配管工事等を行いました。

 仮設を終え、本設備を稼働する為、新機器類が少しずつ出来上がってきましたので、それに合わせて本復旧工事を行っております。

 現在は、事業所の方々と一体になり、完全復旧を目指しております。